システム化構想は業務と情報システムのあるべき姿を策定するコンサルティングサービスです。業務をどう変えて効率化を図るかという目線で全体構想を作っていきます。構想策定にあたっては長年のコンサルティング経験をもとにした方法論を使いながらプロジェクトを進めます。
システム化構想策定が必要となる状況は主としてシステムに起因した課題と人に起因した課題とに分かれます。システムの老朽化、大小システムやマスタの分散化、AIやDXなど新技術への対応はシステム起因の課題になります。一方でエクセルの多用による属人化、ドキュメントが残っていないシステムの状況、ノウハウの流失などは人に起因した課題と言えます。この状況を解決するには全体を俯瞰して現状を把握し、全体計画をつくるのが最もよい方法です。
システム化構想は大きく構想策定と計画立案の2つのフェーズに分かれます。最初のフェーズは現状を把握し、その企業にあった業務とシステムのあるべき姿、そこにいたるまでのマイルストーンを作ります。二つ目の計画立案のフェーズでは、戦略をより具体的に実行するためのプロジェクト計画、ベンダーやパッケージの選定、予算編成、プロジェクト体制の確立を目指します。